こんにちは、シュンサムです。
ホリエモンこと堀江貴文氏の著書『多動力』についての書評です。
僕が特に印象に残ったテーマについて僕の考えとともにまとめます。
「多動力」のススメ

IoT(Internet of Things)という言葉を最近耳にします。
これは世の中のありとあらゆるものがInternetに接続されることを意味します。
将来的に家電や自動車、家までもがインターネットとつながり、僕たちはいつどこにいても様々な情報やサービスを受けられるようになっていくのです。
これによって自動車業界、インテリア業界、家電業界、エンタメ業界などの各業界の壁がなくなり、全産業がミックス状態となるのです。
そんなこれからの時代を生きていくために大切なことが、各産業の壁を軽やかに超えていく「多動力」の持ち主なのです。
かつてのように一生一つの仕事にこだわりプロフェッショナルを目指す生き方は、時代の高速の流れにおいていかれてしまいます。
誰でも5年間一つの職種を頑張れば100人に一人の人材になれるといわれています。
ここで全くの異業種に挑戦することで100×100で1万人に一人の人材になります。
それでも飽き足らずまた別業種にチャレンジしたら100×100×100で100万人に一人の人材になれるのです。
「多動力」を発揮して様々な肩書きをかけ合わせることで、希少な存在になることができるということです。
もちろん一つのことを頑張り続けることも大切でとても魅力的なことです。
その世界でずば抜けた存在になるには、誰よりも長くその分野に向き合うことが不可欠でしょう。
ですが、そこまで人生をかけて取り組みたいものがあるという人は少ないのではないでしょうか。
そういう意味では、『多動力』で述べられているように、時代の流れを敏感に察知し、興味を持ったことに次々と飛びついてみるのも面白い生き方なのかなと思います。
「自分の時間」を取り戻そう

皆さんは「自分の時間」をどれだけ生きれているでしょうか?
「自分の時間」とは「1日の中で自分の意思でやりたいと思ったことをやっている時間」です。
やらされている仕事、居る意味のない会議、通勤電車、行きたくない会社の飲み会etc・・・
こうやって挙げてみると僕自身いかに人生の中で「自分の時間」を生きれていない時間が多いのかを痛感させられました。
仕事を選び、付き合う人間を選ぶ。
それができたらどんなに幸せか、と考えてしまいます。
ホリエモンは「嫌なら辞める」ができるようになるだけで自分の人生が輝きだすと言っています。
辛い仕事は辞める、無駄な会議は出ない、嫌いな上司とは距離を置く・・・
それはものすごく勇気のいることですね。
ですが限りある人生極力嫌なことをしている時間は減らしていきたいですよね。
僕らは修行僧ではありません。
辛いことを我慢して続けて何が残るというのでしょう。
きっと今やっていることよりやってみたいことや興味のあることならいくらでもあると思うんです。
だったらそっちに挑戦してみてもいいじゃないですか。
何か一つでいいから「嫌なことを嫌」と言って断ってみましょう。
最初の一歩が肝心です。
本音で生きればストレスはたまらない

ストレスフリーで生きましょう。
実現するためには本音を言うことです。
いかなる環境であれ自分の本音をぶつけましょう。
うざい奴はうざいと言い、嫌なことは嫌というのです。
そんなことしたらそこに居られなくなっちゃうよ・・・
居られなくなったら辞めるまでです。
その組織の人間関係もしくは仕事内容が自分に合わないと感じたら自分がそこに合わせるんじゃなくて、自分に合っている環境を他に探してみましょう。
僕も今の会社では「自分が自分らしく居られていない」と思い、毎日ストレスを感じています。
楽しいとは思えない仕事を続け、先輩に全く興味のないことを質問している自分が嫌なんですよね・・・
自分は入社1年を目途に辞めることを考えています。
皆さんも本来の自分で居られていないなら「辞める」という選択肢を持ってみては。
大丈夫。
自分の本音に共感してくれる組織は絶対あります。
探すことを辞めないでください。
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とびきりの「バカ」であれ

お利口はバカには勝てません。
バカは誰よりも先に手を挙げてプロジェクトを動かします。
たとえ知識や経験が足りていなくともとにかく面白そうだから飛び込むのです。
そういったバカの存在が会社を前へ前へと進めていくのです。
僕の会社にも会社の中枢といえる部署で大きな決定権と厚い人望を持っている方がいらっしゃいます。
その人は入社間もないころは、周りの同期と比較してもダメダメで、資格取得にも人一倍時間がかかったのだそうです。
そんな人が今では会社をけん引する存在になっているのです。
なぜか。
それはその人がバカだったからです(怒られる)
その人は入社当初から実現したい夢を持っており、その実現に向けて常に他人より先に手を挙げて行動してきたのです。
そして気づけば自分が会社の旗振り役になっていたのだとか。
この話を聞いて僕は「熱量」は「技術」や「才能」に勝るのだと思いました。
誰よりも熱中して取り組んでいるものは成長が速いです。
すぐに他人を超えられます。
そもそも他人と比較なんてせず、目の前のことに没頭できている状態だと思います。
僕も皆さんも何でもいいのでそれだけ熱中できるものに巡り合えたら幸せですね。
「人生賭ける」まで行かなくてもいいですが、「今は何よりも楽しい」と思える仕事が見つかりますように。
とにかく動け!

いくら本を読んでも変わらない人がいます。
本を読んで実際に行動に移す人は全体の1%もいないのではないでしょうか。
僕も知識ばかり身に付けて成長した気になっていることが多いです。
ですがInputしたものはOutputしなくては何の意味もありません。
何か一つでいいです。
皆さんも『多動力』を読んで行動に移してみてください。
人生観がガラッと変わるかもしれません。